2009年 09月 12日
医療ガス |
10日ぶりの更新になってしまいました.最近,涼しくなったものですから少々お疲れモードでした.すみません.
さて,私は日本医療ガス学会の事務局長をしています.今年度の学術集会は11月14日(土)に横浜で開かれます.HPはhttp://www.lhweb.jp/ca/mg13/index.htmlですので,ご覧下さい.
さて,民主党が政権を担うことになり,CO2削減目標を掲げて話題になっています.温暖化ガスとしては,麻酔科領域では亜酸化窒素が常に話題に上がります.その理由は大気中で150年もの間,分解されないからです.全ての薬物に共通することとして,作用とともに副作用があります.亜酸化窒素にも良い面はありますが,その良い面を他の薬物や方法でカバーできるのであれば,敢えて使用しなくても良いのかもしれません.しかし,工業や土壌で発生する亜酸化窒素に比べ医療で使用される亜酸化窒素は少量ですから,そこまで過剰に反応しなくても良いとも考えられます.医療ガス学会として,改めて亜酸化窒素を見つめる,そんな時代になっているのではないでしょうか.皆さんも一緒に考えて診ませんか?(敢えて診ると言う字を使いました)
さて,私は日本医療ガス学会の事務局長をしています.今年度の学術集会は11月14日(土)に横浜で開かれます.HPはhttp://www.lhweb.jp/ca/mg13/index.htmlですので,ご覧下さい.
さて,民主党が政権を担うことになり,CO2削減目標を掲げて話題になっています.温暖化ガスとしては,麻酔科領域では亜酸化窒素が常に話題に上がります.その理由は大気中で150年もの間,分解されないからです.全ての薬物に共通することとして,作用とともに副作用があります.亜酸化窒素にも良い面はありますが,その良い面を他の薬物や方法でカバーできるのであれば,敢えて使用しなくても良いのかもしれません.しかし,工業や土壌で発生する亜酸化窒素に比べ医療で使用される亜酸化窒素は少量ですから,そこまで過剰に反応しなくても良いとも考えられます.医療ガス学会として,改めて亜酸化窒素を見つめる,そんな時代になっているのではないでしょうか.皆さんも一緒に考えて診ませんか?(敢えて診ると言う字を使いました)
by tdcanesth
| 2009-09-12 18:35
| 学会